MEIBUTSU DETAIL
#1
神奈川県の名物
牛肉やねぎを甘辛い割下で煮る鍋料理
牛鍋
肉料理しょっぱい郷土料理
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#1
牛鍋は、横浜で広まった、牛肉を割下で煮る鍋料理です。牛肉にねぎ、しらたき、焼き豆腐を合わせ、味噌や醤油をきかせた割下で煮ながらいただきます。
今のすき焼きにつながる料理ですが、そのなりたちは横浜の開港の歴史と分かちがたく結びついています。港が開き、それまで肉を口にする習慣の薄かった土地に肉食が入ってきたとき、牛肉を鍋で煮て食べるこの一品が新しい味として受け入れられました。味噌仕立ての濃い割下で煮込む店もあり、店ごとにたれの流儀が違うのも見どころです。
開港後の横浜で肉食が広まるとともに流行し、やがて明治の文明開化を象徴する料理として、この街に根を下ろしました。ざんぎり頭に牛鍋というのが新しい時代の風景だった、その名残をいまに伝える食べ物です。
古くから続く店として、荒井屋や太田なわのれん、じゃのめやなどがあります。横浜でこうした店の鍋を囲むと、肉食が珍しかった時代に人々がおそるおそる箸を伸ばした、その最初の一口の情景まで手繰り寄せられます。
