全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
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山梨県の名物

生食とワイン両用のぶどう

ぶどう

甘い果物ブランド食材
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ぶどうは、山梨県を代表する果樹作物で、甲州市勝沼や笛吹市、山梨市を中心に栽培されています。生でそのまま食べる品種から、ワインに仕込む醸造用まで、多くの品種が同じ盆地で育てられているのが大きな特徴です。桃と並び、甲府盆地の気候を生かした果樹産地の主役といえます。

この土地でぶどう栽培が広がったのは、江戸期以降のことです。甲府盆地の気候が栽培に適し、時代を追って作付けが増えてきました。一つの産地で生食用と醸造用の両方をこれだけ幅広く手がける点が、ほかの果樹産地と分ける個性になっています。

生食用として棚に並ぶだけでなく、醸造用のぶどうはそのまま地域のワイン造りへとつながります。山梨県がぶどう栽培とワイン醸造の中心地として知られるのは、この二つの用途が一つの土地で両立してきたからです。

粒を口に含む生食から、醸されて一杯のワインになるまで——同じ実の行き先が幾通りにも分かれるのが、この産地のぶどうの面白さです。勝沼という地名がワインの代名詞にもなっているように、食べるぶどうと飲むぶどうが地続きで結びついています。