全国名物番付
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#1
鳥取県の名物

砂地で育った白く締まるらっきょう

砂丘らっきょう

果物酸っぱいブランド食材
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砂丘らっきょうは、鳥取市福部町など鳥取砂丘の周辺で栽培されるらっきょうです。作物が育ちにくい水はけのよい砂地を逆手に取り、この土地で栽培が発展しました。

砂地は養分が少なく水も抜けやすいぶん、育つ実は白く身がよく締まります。甘酢に漬けると、噛んだときのシャキシャキした歯切れがはっきりと出て、砂地育ちの締まりが食感にそのまま表れます。

味の要は甘酢漬けの酸味と歯ざわりです。カレーや定食に添えられ、脂の多い料理の後に口をさっぱりさせる役目を担います。小粒でも歯ごたえが強いため、箸休めや口直しとしての存在感があります。

秋になると畑一面に薄紫の花が咲き、砂地を彩る風景としても知られています。産地では、この花畑の景色と、球根を掘り起こす収穫の作業が季節の風物になっています。

地理的表示に登録され、産地が守られた産品でもあります。育ちにくい砂を畑に変えてきた鳥取の農業の工夫が、小さな一粒の歯ざわりに詰まっています。