MEIBUTSU DETAIL
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島根県の名物
小豆を甘く煮て餅を入れる甘味
ぜんざい
スイーツ・菓子甘い郷土料理
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ぜんざいは、小豆を甘く煮た汁に餅を入れて食べる甘味です。出雲市を中心に知られ、材料は小豆、砂糖、餅とごく素朴。この地では出雲ぜんざいと呼ばれ、その名の由来として、出雲地方の神在祭で振る舞われた神在餅に行き着くという説が紹介されています。
椀の中では、小豆の赤と餅の白が並び、立ちのぼる湯気に砂糖と豆の香りが混じります。小豆は粒をあえて残して煮てあるため、なめらかな汁粉とは違い、豆をつぶしながら味わう食べごたえがあります。餅は甘い汁を吸って、少しずつやわらかく崩れていきます。
旧暦十月、全国の神々が出雲に集まるとされる神在月。その祭りの記憶を名の由来に持つことで、ただの甘い汁物にとどまらない背景を負っています。
出雲大社に参ったあと、門前で一椀を受け取る。餅を崩しながら甘い汁をすする時間は、参拝後のひと休みにちょうどよく、出雲の旅の余韻をそのまま味わうような甘味になっています。
