全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
群馬県の名物

陶器の土釜に具を盛り付けた駅弁釜飯

峠の釜めし

ご飯ものしょっぱいブランド食材
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#1

峠の釜めしは、米、鶏肉、ごぼう、椎茸、栗、杏、うずら卵などを陶器の釜容器に盛る、安中市横川の駅弁です。信越本線横川駅の駅弁として1958年に発売され、碓氷峠越えの鉄道旅と結びついて知られてきました。

ふたを開けると、醤油味の炊き込みご飯の上に、鶏肉、ごぼう、椎茸、栗、杏、うずら卵が整然と並びます。鶏肉や椎茸のうまみ、ごぼうの香り、栗や杏の甘みが、一つの釜の中で違う役割を持っています。土物の陶器の器は手のひらに重く、駅弁でありながら容器そのものも記憶に残ります。

横川はかつて碓氷峠を越える鉄道の要所で、1958年に売り出された釜めしが、旅の途中に食べる地域の名物になりました。持ち運べる弁当でありながら、温かい食事の気配を残しています。

食べ終えた後の釜を持ち帰るか、駅に置いていくか、そこまで迷うのがこの駅弁の面白さです。ずしりとした陶器の器が手元に残ることで、碓氷峠を越えた鉄道の時間も、旅の記憶と一緒に残ります。