MEIBUTSU DETAIL
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栃木県の名物
鮭の頭と根菜を酒粕で煮込む行事食
しもつかれ
その他酸っぱい郷土料理
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#1
しもつかれは、鮭の頭、大豆、大根、人参、油揚げ、酒粕などを煮る、栃木県の郷土料理です。初午の行事食として知られ、家庭ごとに作り方や味が違う料理でもあります。
大根や人参は、鬼おろしという道具で粗くおろすため、細かなすりおろしとは違うざらりとした食感が残ります。そこに鮭の頭、大豆、油揚げ、酒粕が加わり、具材ごとの香りと歯ざわりが一つの鉢の中で重なります。酒粕の風味が全体を包み、見た目の素朴さとは裏腹に複雑な味わいになります。日持ちのする保存食としても伝わってきました。
もともとは二月の初午の日に、赤飯とともに稲荷神社へ供える行事食として作られてきました。北関東に広く伝わる料理で、栃木県では家ごとに材料の細かな違いや味付けを変えながら、家々の台所で受け継がれてきました。
いくつもの素材を一緒に煮るため、味も香りも一つの材料だけでは決まりません。同じ名前の料理でも家ごとに顔が変わるところに、行事食として長く続いてきたしもつかれの個性があります。
