全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
佐賀県の名物

表面が糖化してしゃりっとした切り羊羹

小城羊羹

スイーツ・菓子甘いブランド食材
TOTAL VOTES
0
RANK
#1

小城羊羹は、表面が糖化して固まった、小城市の羊羹です。小豆、砂糖、寒天から作られ、外側がしゃりっと、中はしっとりという二つの食感を併せ持ちます。小城の菓子文化として発展し、村岡総本舗や八頭屋などが作り続けています。

切り分けると、表面には砂糖が結晶化した薄い膜があり、刃を入れると中のやわらかい羊羹とは違う手ごたえがあります。口に入れるとまずその膜がしゃりっと崩れ、続いて中の小豆の甘みがゆっくり広がります。この二段階の食感が、ほかの羊羹と小城羊羹を分ける手がかりです。

包みを開けて時間がたっても表面の歯ざわりが残るため、店先で切り分けた羊羹を持ち帰ってから味わう菓子でもあります。村岡総本舗や八頭屋といった店が作り、小城羊羹協同組合も、この糖化した食感を小城の菓子として伝えています。

羊羹というなじみのある菓子でありながら、濃い茶と合わせると、外側のしゃりっとした砂糖の膜と、中のなめらかな小豆の甘みの落差がいっそうはっきりし、ほかの土地の羊羹との違いが口の中で分かります。