MEIBUTSU DETAIL
#1
宮崎県の名物
焼き魚と味噌の汁を冷やしてご飯にかける料理
冷や汁
あっさりご飯もの郷土料理
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#1
冷や汁は、焼いたアジと味噌をだしでのばして冷やし、ご飯にかけて食べる宮崎の夏の郷土料理です。焼いてほぐした魚と味噌をすり合わせ、だしで溶いて冷やし、きゅうりの薄切り、豆腐、すりごま、みょうが、大葉などを合わせます。暑さをしのぐ料理として親しまれ、農林水産省の農山漁村の郷土料理百選にも選ばれています。
椀には冷たい汁が入り、きゅうりや豆腐、薬味が浮かびます。焼き魚の香ばしさと味噌のうまみがだしに溶け、ご飯にかけるとさらりと流し込めます。すりごまのこくと、みょうがや大葉の香りが、冷たい汁に厚みを足します。
もともとは宮崎平野の農家で、農作業の合間に手早くかき込むための料理でした。火を使わず、作り置いて冷たいまま食べられることに意味があり、熱い汁物ではなく冷たい汁をご飯に注ぐという発想に、南国の夏の暮らしが表れています。
食欲の落ちる時期でも、冷たい汁にご飯を崩し入れると、薬味と魚の香りが立ってさらさらと進みます。火照った体にすっと入る軽さが、宮崎の夏の一膳としてよくできています。
