MEIBUTSU DETAIL
#1
青森県の名物
大豆をつなぎに熟成させる柔らかいそば
津軽そば
麺類あっさり郷土料理
TOTAL VOTES
★0
RANK
#1
津軽そばは、そば粉に大豆を合わせ、数日かけて熟成させる津軽地方の伝統的なそばです。主な材料はそば粉、大豆、小麦粉で、煮干しだしとかえしを合わせたつゆで食べます。打ってすぐ食べるそばとは違い、生地を寝かせる時間まで含めて料理の特徴になっています。
大豆をつなぎに使うため、麺はやわらかく、そばの香りに豆の穏やかな風味が重なります。煮干しだしのつゆに入ると、麺のやさしい口当たりと、だしの香りが一緒に立ちます。強い歯ごたえで食べるそばというより、汁と麺をなじませて食べる一杯です。
津軽そばは、弘前市や五所川原市など津軽地方で知られます。米食文化やそば食の中で生まれたとされ、手間のかかる製法のため、家庭や店で作り続ける人が限られるようになりました。戦後に一度途絶えかけたとも伝えられています。
1997年には、幻の津軽そば研究会が文献や旧家に残る製法をもとに復活に取り組みました。大豆を使い、熟成させ、煮干しだしで食べるという流れには、津軽で受け継がれてきた素材の使い方と、途切れかけた味を残そうとする地域の動きが重なっています。
