全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
愛知県の名物

刻みうなぎを三通りで食べるおひつ飯

ひつまぶし

ご飯ものしょっぱい郷土料理
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#1

ひつまぶしは、細かく刻んだ蒲焼きうなぎをご飯にのせ、薬味やだしで食べ分ける名古屋のうなぎ料理です。うなぎ、米、たれ、薬味、だしを組み合わせ、名古屋市を中心に知られています。名古屋のうなぎ料理店で生まれた食べ方として広まりました。

最初は、たれをまとった蒲焼きとご飯をそのまま味わいます。刻まれたうなぎはご飯に行き渡りやすく、ひと口ごとに香ばしい皮や身、たれの甘辛さが重なります。次に薬味を加えると、ねぎやわさびの香りで同じ器の印象が変わります。

さらにだしを注ぐと、たれの濃さがほどけて茶漬けのようにさらりと食べられます。一つの丼を三つの流れで食べるため、うなぎ料理でありながら、食べる順番そのものが名物の個性になっています。

名古屋めしの中でも、ひつまぶしは食べ方の手順まで含めて覚えられる料理です。あつた蓬莱軒、しら河、まるや本店など提供店も多く、蒲焼きの香り、薬味、だしが一つの食事の中で場面を変えていきます。最後の一杯をどう食べるかまで、客の手元に余白が残る名物です。