MEIBUTSU DETAIL
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滋賀県の名物
糸で切り分ける三色模様の門前餅
糸切餅
スイーツ・菓子甘い郷土料理
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糸切餅は、多賀大社の門前菓子として伝わる細長い餅菓子です。餅、米粉、小豆餡を使い、白い餅の表面に赤と青の線が入るため、包みを開けた瞬間に多賀の菓子だとわかります。
やわらかな餅の中には小豆餡が入り、細長い形を糸で切り分けます。刃物ではなく糸を使うことが名前の由来になり、切り口にもこの菓子らしさが残ります。赤と青の線は見た目の記号になり、門前土産としての印象を強めています。
多賀大社へ参拝したあと、門前の和菓子店で買う菓子として知られています。莚寿堂本舗や多賀やなど、参道周辺の店と結びついて語られるため、糸切餅は味だけでなく、参拝の帰り道や土産を選ぶ時間まで含んだ名物です。
派手な甘さで押す菓子ではなく、白い餅、赤青の線、糸で切る所作が記憶に残ります。手に取ると細長い餅のやわらかさが伝わり、線の色が白い生地をきりっと見せます。多賀町という小さな範囲で長く伝わってきたからこそ、形の細部がそのまま土地のしるしになっています。
