MEIBUTSU DETAIL
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三重県の名物
薄く伸ばした餅で小豆餡を包み焼いた餅菓子
なが餅
スイーツ・菓子甘いブランド食材
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なが餅は、餅で小豆餡を包み、細長くのばして両面を焼く四日市の餅菓子です。餅、小豆餡、砂糖を主な材料にし、東海道と伊勢参宮道が交わる日永の里の名物として伝えられてきました。
手に取ると、丸い大福とは違い、薄く長い形がまず目に入ります。表面には焼き目が付き、餅の白さの中に香ばしい色が残ります。噛むと外側は軽く焼かれ、内側の餅と小豆餡がやわらかく重なるため、見た目よりも素朴な食べ心地です。焼き目の香りが、甘さを少し引き締めます。
この形には、街道の菓子らしい扱いやすさがあります。旅の途中で食べる餅菓子として、手に取りやすく、腹持ちもある。地名の日永にちなむ名前や、東海道を行き交う人びとの記憶が、細長い姿に重なります。
笹井屋は天文19年創業とされ、四日市の本店などで今もなが餅を扱っています。焼き目のついた一本を折るように食べると、街道沿いの小さな菓子が、四日市という土地の時間を静かに運んでいることがわかります。
