全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
岐阜県の名物

乾いた朴葉の上で味噌を焼く囲炉裏料理

朴葉味噌

その他しょっぱい郷土料理
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朴葉味噌は、乾かした朴の葉を器代わりにして、味噌と具材をのせて焼く飛騨の郷土料理です。高山市や飛騨市、下呂市を中心に知られています。

葉の上には飛騨味噌にねぎやきのこ、肉などをのせ、小さな七輪や鉄板で下から炙ります。味噌がふつふつと煮え、焦げはじめると、焼けた味噌の香ばしさに朴葉の乾いた香りが混ざって立ちのぼります。この味噌をご飯にのせて食べるのが、朝食での定番の食べ方です。

もとは、雪深い飛騨で凍った漬物や味噌を、火のそばで朴葉にのせて溶かしながら食べた暮らしの知恵が始まりとされます。葉が焦げても燃え落ちにくく、天然の器になる性質を生かしたものです。

今では旅館の朝食に添えられ、味噌と朴葉のセットが土産物としても並びます。京やや飛騨牛料理匠味のような店では、飛騨牛をのせて焼く一品もあり、一枚の葉の上で味噌が煮え縮んでいく音と匂いが、そのまま飛騨の朝の情景と結びついています。