MEIBUTSU DETAIL
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福井県の名物
冬にこたつで食べる柔らかい羊羹
水ようかん
スイーツ・菓子甘い郷土料理
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水ようかんは、福井で冬に食べられる、みずみずしく柔らかい羊羹です。小豆と砂糖、寒天に黒砂糖を効かせて作られ、福井市を中心に県内全域で親しまれています。
多くの土地で水ようかんは夏の菓子ですが、福井ではこれを冬に食べます。薄く平たい箱に流し込まれ、寒天でゆるく固めるため、切り分けるというより匙ですくうほどのやわらかさです。甘さは控えめで口当たりはあくまでみずみずしく、そこに黒砂糖のこくが加わるのが、福井の水ようかんらしいところです。
暖房の乏しかった時代に、日持ちしやすい菓子として作られたのが始まりです。福井にはこたつに入り、暖まった部屋で冷たい水ようかんを食べる冬の習慣があり、季節が逆さになったこの菓子を今に伝えています。
福井市や大野市のえがわ、久保田製菓などが、冬の時期に薄い箱入りで売り出します。暖かいこたつの中で、冷たく甘さ控えめの一切れを匙ですくって口に運ぶ。福井の冬は、この習慣とともにあります。
