MEIBUTSU DETAIL
#1
富山県の名物
スープが真っ黒な濃口醤油ラーメン
富山ブラック
麺類しょっぱいB級グルメ
TOTAL VOTES
★3
RANK
#1
富山ブラックは、真っ黒に見えるほど濃い醤油スープが目を引く、富山市発祥のラーメンです。中華麺に濃口醤油のスープを合わせ、チャーシュー、粗挽きの黒胡椒、ねぎをのせて仕上げます。丼に顔を近づけると、色の濃さと胡椒の香りがまず伝わってきます。
ほかのラーメンと大きく違うのは、スープを飲み干すためではなく、白いご飯と一緒に食べることを前提にした強い塩気と醤油味という点です。麺にからんだ黒いスープでご飯をかき込む食べ方が、この一杯の輪郭を作っています。
始まりは戦後にさかのぼるとされ、汗をかいて働く人が塩分を補い、ご飯を進めるための濃い味付けとして生まれたと語られてきました。だしを上品にまとめた一杯とは狙いが違い、労働の合間の腹ごしらえという出自が、そのまま味の濃さに表れています。
西町大喜や麺家いろはといった富山市内の店から評判が広がり、今では県外からこの黒い一杯を目当てに訪れる人もいます。胡椒の効いた塩辛さは好みが分かれるところですが、その振り切った味こそが、地名と結びついて記憶に残る理由になっています。
