全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
富山県の名物

春の富山湾で青白く発光する小型いか

ほたるいか

海鮮料理あっさりブランド食材
TOTAL VOTES
3
RANK
#1

ほたるいかは、富山湾で春にとれる体長数センチの小さないかで、滑川市や魚津市を中心に旬の味覚として親しまれてきました。刺激を受けると青白く光るのが名前の由来で、その発光と、旬が春のごく短い期間に限られることが、この食材の特別さを作っています。

食べ方は幅広く、ゆでたものを酢味噌で和えたり、生のまま醤油に漬け込む沖漬けにしたり、しゃぶしゃぶでさっと火を通したりします。小さくてもわたのうまみが濃く、ぷつりとした薄い身の食感と口の中で広がるコクが、大きないかとは別の味わいを生みます。

春になると産卵のため沿岸へ群れをなして押し寄せるのが富山湾の特徴で、滑川沖の「ほたるいか群遊海面」は特別天然記念物に指定されています。夜の海面が青白く光る光景も知られ、食材としてだけでなく、この時期ならではの風物として土地に根づいてきました。

水揚げ地の滑川市にはほたるいかミュージアムがあり、その周辺の飲食店で旬の料理に出会えます。とれる時期がはっきり区切られているぶん、春の富山を訪れる目当ての一つとして記憶に残る味覚です。