全国名物番付
MEIBUTSU DETAIL
#1
奈良県の名物

香ばしいもち米の皮で小豆餡を挟む最中

みむろ最中

スイーツ・菓子甘いブランド食材
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みむろ最中は、三輪山の別名「みむろ」にちなむ、桜井市三輪の門前菓子です。大神神社の門前で白玉屋榮壽が作る銘菓として知られ、参拝みやげとして親しまれてきました。

もち米で焼いた薄い最中皮に、小豆の餡を詰めた菓子です。皮は軽く、噛むとほろりと崩れて餡の甘さを受け止めます。派手な装飾で見せるのではなく、皮と餡という素朴な組み合わせで土地の名を静かに伝える、飾らない菓子です。

最中は日持ちがよく、参拝の帰りに包みへ収めて持ち帰りやすいのも門前菓子ならではです。三輪山の名を負った菓子を手にして参道を戻る、その道のりまで含めて記憶に残る一品です。素朴なぶん、日を置いても皮と餡のなじみが崩れにくいのも門前菓子らしいところです。

茶と合わせると餡の甘さが穏やかに引き、包みを開けたときの軽やかさは三輪の落ち着いた町並みによく合います。観光土産というより、参拝の余韻をそのまま持ち帰る菓子に近く、門前で求める体験ごと味わうものといえます。